操作解説書 › 設定
「設定」画面の使い方
概要
「設定」は、使うデータベースの指定・JV-Link との接続・過去データの一括取り込み・ライセンス(有償機能)の管理など、ふだんは変えない項目をまとめた画面です。変更するとすぐ保存され、次回起動時も引き継がれます。
使う競馬データベース
過去のレースデータの保管庫(SQLite ファイル)の保存先フォルダを指定します。ファイル名は「KeibaAIYosoMaker.db」で固定です。はじめから、インストールフォルダ内の data フォルダが入っています——ふだんは変える必要はありません。ここで指定した場所のデータベースが、学習にも指数の計算にも使われます。
![設定画面の「使う競馬データベース」。赤枠❶が[フォルダを選ぶ]、❷が[この内容で読み込む]](/assets/manual/st_db.png)
| ❶ フォルダを選ぶ | データベースの保存先フォルダを選びます(ファイル名は選びません=「KeibaAIYosoMaker.db」で固定です)。 |
|---|---|
| ❷ この内容で読み込む | 入力欄のフォルダにあるデータベースを読み込み、ホームの「データの状態」を最新にします。 |
保存先フォルダ(3種類)
書き出すファイルの置き場所を、種類ごとに指定します。[フォルダを選ぶ]で変更し、[保存先を適用]で確定します([既定に戻す]でもとに戻せます)。
| モデルの保存先 | 確定保存したモデルの置き場所。 |
|---|---|
| 指数CSVの保存先 | 03 指数出力で書き出す指数の置き場所。 |
| 取り込み用フォーマットの保存先 | 01 モデル定義で書き出す雛形CSVの置き場所。 |
計算結果の一時保存
同じ設定でもう一度計算するときに使う一時ファイルの置き場です。ふだんは何もしなくて構いません(古いものから自動で片づきます)。右に使用量(件数とサイズ)が出ます。
![設定画面の「計算結果の一時保存」。赤枠❶が[今すぐ消す]、❷が[表示を更新]](/assets/manual/st_cache.png)
| ❶ 今すぐ消す | 確認の画面で[はい]を選ぶと、一時ファイルを消します(消しても計算の結果は変わりません。次にデータを読み込むとき、作り直すぶん少し余分に時間がかかることがあります)。 |
|---|---|
| ❷ 表示を更新 | 使用量を読み直します。 |
JV-Link 連携
JRA-VAN からデータを受け取る部品(JV-Link)との接続を設定・確認します。
![設定画面の「JV-Link 連携」。赤枠❶が[JV-Link 設定を開く(純正ダイアログ)]、❷が[接続テストを実行]、❸が[JV-Link の入手ページを開く]](/assets/manual/st_jv.png)
| ❶ JV-Link 設定を開く(純正ダイアログ) | JV-Link の公式の設定画面を開きます。利用キーは JV-Link の純正画面で入力します(本ソフトはキーを受け取らず、保存もしません)。本ソフトが使うのは 32bit 版の JV-Link です。64bit 版の JV-Link は別のソフトとして扱われ、利用キーも別に登録します(32bit 版と 64bit 版は同じ PC に並べて入れられます)。ほかの JRA-VAN 対応ソフトで 32bit 版に設定済みなら、そのまま使えます。 |
|---|---|
| ❷ 接続テストを実行 | 実際に JV-Link につないで確認します。結果は右のバッジと画面右上に出ます(未確認/接続OK/接続できません/JV-Link が見つかりません/取得ヘルパが見つかりません/中止しました。「中止しました」はご自身で止めたときの表示で、失敗ではありません)。「新しいデータはありませんでした」は正常です(その時点で新着が無いだけ)。 |
| ❸ JV-Link の入手ページを開く | JRA-VAN Data Lab. の公式ページをブラウザで開きます。JV-Link は本ソフトに同梱していないため、まだ導入していない方はここから入手してください。 |
接続テストのやり方
- [JV-Link 設定を開く(純正ダイアログ)](画像の❶)を押し、利用キーが設定されているかを確かめます。
- [接続テストを実行](画像の❷)を押します。
→ 右のバッジが「接続OK」になれば成功です(「新しいデータはありませんでした」も正常です)。
指数の上限・下限(正規化値)
指数グラフと指数CSVの値(正規化値=レース内の合計が決まるように整えた値)に上限・下限を掛けます。上限を超えた分は同じレースのほかの馬へ再配分されるので、レース全体の合計(予測対象の頭数×100)は変わりません。
![設定画面の「指数の上限・下限(正規化値)」。赤枠が[保存]](/assets/manual/st_minmax.png)
| 既定 | 空欄のままなら下限0・上限100です。数値を入れて[保存]すると、次の計算から適用されます(適用したレース数は 03 の出力ログとグラフの案内に出ます)。 |
|---|---|
| 注意 | 頭数が少ないレースなど、上限・下限と合計の関係で適用できないレースはそのまま(未適用)になります。 |
過去データの一括取り込み(初回だけ)
過去のレース・調教をまとめて取り込んで、データベースの中身を作ります。はじめてお使いになるときは、まずここから始めてください(ホームの[最新データを取り込む]は「前回の続き」を取るボタンなので、1回目には使えません)。
![設定画面の「過去データの一括取り込み(初回だけ)」。赤枠❶が種別、❷が期間、❸が[取り込む]](/assets/manual/st_setup.png)
| ❶ 種別 | はじめから[すべて(レース+坂路+ウッド)]が選ばれています。そのままで構いません(レース → 坂路調教 → ウッド調教 の順に1種別ずつ取り込みます)。 |
|---|---|
| ❷ 期間 | 直近1年/3年/5年/10年/すべて(2010年〜)から選びます(はじめは直近3年が選ばれています)。取り込む期間が長いほど時間がかかります。画面にも常設で出る目安:レース → 坂路調教 → ウッド調教 の順に、1種別ずつ順番に取り込みます(同時には取り込みません)。坂路は件数がとても多く、全期間だと数十分かかり、データベースが約1.5GB増えます(実測: 299ファイル・約2,430秒・11,875,162行/2003年〜)。時間に余裕のあるときに実行してください。 |
| ❸ 取り込む | 確認の画面で内容(どの種別を・どの期間・どのファイルに書き込むか)を見て[はい]を選ぶと、取り込みが始まります。 |
・「セットアップ」という画面が出たら、「スタートキット(CD/DVD-ROM)を持っていない」を選んで[OK]を押してください。
(★はじめは「スタートキット(CD/DVD-ROM)を持っている(推奨)」が選ばれています。必ず選び直してください。スタートキットの配布は2022年3月で終了しています)
・ディスクの空き容量の画面が出たら[OK]で進んでください。
・お知らせや新しい版の案内が出たら、案内に従ってください(新しい版を入れた場合は、取り込みをもう一度実行してください)。
★この画面は取り込み1回につき1度だけです(種別ごとには出ません)。
| 取りに行くファイルの数 | [はい]のあと、JV-Link に問い合わせた直後に「取りに行くファイル ○○ 個」が進行の行に出ます。その時点で[キャンセル]を押せば書き込みは行われません(ただし問い合わせた時点でダウンロードは始まっています)。 |
|---|---|
| 進み具合 | 進行の行にくわえて、カードの中に進捗バーと[キャンセル]ボタンがあります。取り込みのあいだは種別ごとに「読み込み中… ○ / ○○ ファイル」「書き込み中… ○ 回目・累計 ○○ 行」が出ます。しばらく数字が動かないことがありますが、ダウンロードを待っているだけのことがあります(経過の時間は動き続けます)。 |
| 期間の区切り | レースのデータは5年ごとに区切って順番に取り込み、進行の行に「期間 1/4」のような区切りの進みが出ます。途中で終わっても、同じ期間をもう一度選べば続きから取り込みます(終わった区切りをやり直すことはありません。どこまで終わっているかは、このカードの常設の行にも出ます)。 |
| 時間について | 取り込みにかかる時間の上限はありません(夜のうちに実行して、朝ご確認いただけます)。取り込みからの応答が 1 時間途絶えたときだけ、固まったとみなして安全のため停止します。停止しても、それまでに取り込んだぶんはデータベースに残り、同じ設定でもう一度実行すれば続きから取り込みます。 |
| 長い期間を選んだとき | この期間は数時間かかる見込みです(取り込みにかかる時間の上限はありませんので、夜のうちに実行して、朝ご確認いただく使い方ができます)。途中で終わった場合も、それまでに取り込んだぶんはデータベースに残ります。同じ期間でもう一度[取り込む]を押すと続きから取り込みます。 |
調教ファクターの既定値
01 モデル定義で「調教(最終追い切り)」のファクターを追加するときの初期値です(「何日以内」「ラスト1Fが何秒以内」を、坂路・ウッドの種別ごとに指定します)。
![設定画面の「調教ファクターの既定値」。赤枠❶が[既定値を保存]、❷が[確定値に戻す]](/assets/manual/st_training.png)
| ❶ 既定値を保存 | 数値を入れて押すと保存します(次に追加するファクターから使われます)。 |
|---|---|
| ❷ 確定値に戻す | 出荷時の値に戻します(保存は[既定値を保存]を押すまでされません)。 |
「説明書ページ」「配布ページ」「購入ページ」のURLについて
これらのURLはソフトにあらかじめ組み込まれています(設定画面に入力欄はありません)。ホームの[説明書ページを開く(Web)]・[最新版の確認]と、下の[購入ページを開く]は、押すとそれぞれのページが、お使いのブラウザで開きます。URLが入っていない版では、そのボタンだけが押せない状態(グレー)になり、その理由がボタンの下に出ます。
ライセンス(有償機能)
一部の機能は有償です。お手元のキーを貼り付けると使えるようになります。いまの状態(無料版/有効/猶予中(有効期限が切れました)/期限切れ/確認できません)と、契約期間(次回の更新予定日まで)・キーの有効期限(更新分の新しいキーを受け取るまでの予備期間を含みます)、そして「いま使える機能」の一覧がこのカードに出ます。
![設定画面の「ライセンス(有償機能)」。赤枠❶が[確認して有効にする]、❷が[購入ページを開く]、❸が[キーを消す]](/assets/manual/st_license.png)
| ❶ 確認して有効にする | 貼り付けたキーを確かめて有効にします(大文字小文字・改行・ハイフンの有無は気にせず、メールからそのまま貼って構いません)。有効にすると貼り付け欄は空に戻りますが、いま入っているキーは、欄の上に「いま入っているキー: ○○…○○」と前後だけ常時表示されます(購入メールのキーと突き合わせて確認できます。全文は画面に出しません)。 |
|---|---|
| ❷ 購入ページを開く | 押すと購入・更新のページが、お使いのブラウザで開きます。 |
| ❸ キーを消す | このパソコンからキーを外して無料版に戻します。 |
| [いま更新する] | 新しいキーが出ていれば受け取ります。 |
指数CSVの出力は有償版の機能です。無料版では、学習したモデルの指数を上位5頭までグラフで確かめられます(当日情報の値と馬の1走前だけで作ったモデルに限ります。調教(最終追い切り)のファクターや「レース内の順位」「レース内の偏差値」の変換を使ったモデルは、グラフも有償版が必要です=調教データの取り込みや変換の設定自体は無料でお使いいただけます)。JV-Link からのデータ取り込みと学習は、無料版でも制限なくお使いいただけます。
解約されたあとも、お手元のキーの有効期限までは有償機能をお使いいただけます。
有償版で保存したモデルは、無料版に戻っても消えません。ただし、有償のファクターや「レース内の偏差値」「レース内の順位」の変換を使ったモデルは、無料版では指数を出せなくなります(グラフでの確認も含みます)。
うまくいかないときは「困ったときは」をご覧ください。